
【店頭の実話 #08】電話帳の登録1件で怒鳴り始めたお客さんに、警察を呼んだ話
2026-07-03 公開 · 約2分で読めます
その日の店内は混んでいた。
手続き中のお客さんがいて、順番を待っているお客さんもいる。そんなタイミングで、それは起きた。
「俺を先に対応しろ」
怒鳴り声が店内に響いた。
年配の男性だった。要件は電話帳の登録、たった1件。
電話帳の登録は、慣れたスタッフなら5分もあれば終わる作業だ。その5分を待てなかった。
「なんで俺が待たないといけないんだ。先に対応しろ」
手続き中のお客さんも、待っているお客さんも、みんなその声に気づいた。新人スタッフも固まっていた。
こちらも対応に入った。ただ、声は収まらなかった。
上司が出た。それでも聞かなかった。
上司が前に出た。
「他のお客様のご迷惑になりますので、おやめいただかないと警察を呼びます」
普通はここで落ち着く。
聞かなかった。
警察を呼んだ
110番した。
電話をしている間も、声は続いていた。
そして、パトカーが来るまでの間に——男性はいなくなっていた。
店内が、静かになった。
後日談
その男性、後で警察から事情聴取されたらしい。
逃げても、記録は残る。
携帯ショップで働いて気づいたこと
この仕事をしていると、年に数回こういう場面がある。
そのたびに思うのは、怖いのは自分よりも他のお客さんと、新人スタッフだということだ。
- 手続き中のお客さんは、怖くて集中できない
- 待っているお客さんは、帰りたくても帰れない
- 新人スタッフは、体が固まって動けない
大声を出せば優先してもらえると思っている人がいるなら、逆だと伝えたい。
その瞬間から、対応の優先順位の一番下になる。
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この記事を書いた人
会社脱出ラボ管理人(携帯ショップ店員・30代)
携帯ショップに10年以上勤務。リベ大YouTubeをきっかけにインデックス投資を開始し、資産500万→2,061万円を達成。 Claude AIでIT知識ゼロからブログを構築。「会社に依存しない生活」を目指して実験中。
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